放射線汚染防護用 ゴム手袋

放射線汚染防護用 ゴム手袋

放射線汚染防護用 ゴム手袋

耐久性に優れ、除染作業に適した手袋です

高濃度汚染土壌等を取り扱う際には、汚染拡大を防止するためゴム手袋の着用が義務付けられています。

除染用ゴム手袋はJIS Z 4810相当の強度があります。作業中の手袋の破損による被ばくリスクを低減します。

本品はガンマ線などの放射線を遮蔽することはできません。ガンマ線の遮蔽には10cm程度の鉛、または50cm程度のコンクリートが必要です。

放射能除染用 ゴム手袋 JIS Z 4810 性能評価

評価内容 JIS Z 4810
性能規格
放射能除染用ゴム手袋
試験結果
引張強さ及び切断時伸び
 ・引張強さ
 ・切断時伸び
23以上
700以上
27.5
950
促進老化試験
 ・引張強さ
 ・切断時伸び
17以上
560以上
31.7
950
薬品浸漬試験
1.10%塩酸
 ・引張強さ
 ・切断時伸び
2.10%水酸化ナトリウム
 ・引張強さ
 ・切断時伸び

19.6以上
600以上

19.6以上
600以上

21.9
980

23.7
980

引き裂き試験
 ・引き裂き強さ
590以上 897
ピンホール試験
 ・水漏れの有無
無し 無し

除染作業対策用保護具

除染業務従事者の着用する防じんマスク及び保護衣等は、作業に応じて、次のとおり定められています。高濃度汚染土壌等を取り扱う作業を行う場合、汚染拡大を防止するためゴム手袋の着用が義務付けられています。

50万bq/kgを超える
汚染土壌等
(高濃度粉じん作業)
粉じんの濃度が10mg/m3
を超える作業
長袖の衣服の上に全身化学防護服(例:密閉型タイベックスーツ)、ゴム手袋(綿手袋と二重)、ゴム長靴、捕集率95%以上の防じんマスク
高濃度粉じん作業以外
の作業
長袖の衣服の上に全身化学防護服(例:密閉型タイベックスーツ)、ゴム手袋(綿手袋と二重)、ゴム長靴、捕集率95%以上の防じんマスク

厚生労働省では「東日本大震災により生じた放射性物質により汚染された土壌等を除染するための業務等に係る電離放射線障害防止規則」(以下、「除染電離則」)を制定しました(平成24年1月1日施行)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001yy2z.html

放射線汚染防護用 ゴム手袋

保護具の汚染除去

保護具が40Bq/cmを超えて汚染されていると認められるときは、あらかじめ、洗浄等により40Bq/cm以下になるまで汚染を除去しなければ、除染等業務従事者が使用することはできません。

ご使用前にお読みください

  • 除染作業中は手袋を外さないでください。
  • 汚染された手袋で顔や体に触れないでください。
  • 手袋の中に水等が侵入した場合は、作業を中断し、新品と取り換えてください。
  • 除染作業終了後、手袋の汚染が十分に除去されたことを確認してください。
  • 手袋の汚染除去が確認できない場合は、再使用しないでください。
  • 熱いものに直接触れないでください。火傷の恐れがあります。
  • 電気作業には使用しないでください。感電する恐れがあります。
  • 鋭利な刃物、ガラスや金属等のバリを強く握らないでください。切創事故を起こす恐れがあります。
  • 回転体作業には使用しないでください。手袋が巻き込まれて怪我をする恐れがあります。
  • 体質によっては、かゆみ、かぶれ、発疹等を起こす場合があります。異常を感じられた使用を中止して下さい。
  • 高濃度の薬品(酸・アルカリ等)、油類(灯油、マシン油等)、溶剤(ガソリン、ベンジン等)によっては変質する場合がありますのでご注意ください。

価格 ¥650(税込:¥683)
主仕様・素材:表:天然ゴム、裏:綿100%
・サイズ:M、L、LL
・最小ロット:120双
・生産国:日本
引張強さ及び切断時伸び
 ・引張強さ:27.5MPa
 ・切断時伸び:950%
促進老化試験
 ・引張強さ:31.7MPa
 ・切断時伸び:950
薬品浸漬試験
1.10%塩酸
 ・引張強さ:21.9MPa
 ・切断時伸び:980%
2.10%水酸化ナトリウム
 ・引張強さ:23.7MPa
 ・切断時伸び:980%
引き裂き試験
 ・引き裂き強さ:897N/cm
ピンホール試験
 ・水漏れの有無:無し
管理番号S751
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